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SNSでうその医療情報に騙されないために

ネットやSNSが発達した現代では、医療に関する情報もいくらでも集められます。
しかし、不十分な情報や虚偽の情報も混じっていて、全部を鵜呑みにするのは危険です。
特に医療のことは人の命に関わるので、安易に信じずに検証することが重要な時代になってきました。
例えば、安物のシャンプーを使うと女性の羊水が臭くなる、といったデマもいまだに信じている人がいます。
これは助産師や産婦人科医がはっきり否定しているにもかかわらず、最初に得た「シャンプー臭い羊水」という強いインパクトのせいで認識が訂正されないのです。
SNSではもっとデマが蔓延しており、「予防接種は危険」「アレルギーは少しずつ慣れさせれば治る」などまさに命を脅かす情報で溢れています。
これを防ぐには、まずは医師でもなんでもない人間が情報の拡散に加担しないことが大切でしょう。
そして、見聞きした情報のソースを確認するクセをつけましょう。
自分のみならず、他人の命にも関わることです。

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